読書

天沢夏月さんの「時をめぐる少女」を紹介!【青春】【ファンタジー】

初めましての方も何度目ましての方もこんにちは!

なかやんです!

この記事を開いて頂きありがとうございます(^-^)

 

今回は読書編第2弾です!

現役書店アルバイターがオススメの小説をご紹介します。

今回ご紹介する小説は、天沢夏月さんの時をめぐる少女です。

(実物がこちら)

某アニメーション映画とよく似たタイトルですが全くの別作品であり、関連性はありません。

とは言うものの、買った理由の8割はタイトルです!

なんとなく興味湧きませんか?ww

タイトルだけで衝動買いした数少ない小説の一つですが、当時「読んで良かった!」と素直に思ったことを覚えているので、今回紹介するために改めて読み返しました!

紹介

基本情報

  • タイトル:時をめぐる少女
  • ジャンル:青春、ファンタジー
  • 著者:天沢夏月
  • 出版:KADOKAWA(2017年5月)
  • ページ数:254p

こんな人にオススメ

  • ちょっと切ない青春ファンタジーを読みたい方
  • 将来に漠然とした不安がある方
  • 自分自身と向き合えていないと感じている方
  • 結婚を間近に控えている方

あらすじ

その並木道で出逢ったのは未来の自分と過去の自分

並木道の奥にある小さな広場では、未来や過去の自分に逢えるらしい――。その日、九歳の葉子の前に現れたのは、恋人と婚約したばかりだという将来の自分自身で……。
母親との衝突、繰り返す転校、上手くいかない就活、そして不安が押し寄せる結婚。
いつも悩んで涙をこぼしてばかり。だけど、そうしてめぐっていく時間の先に、「私」は幸せを手に入れたのだろうか?
それぞれの時代、五月の憂鬱な一日。過去と未来が入り交じるこの特別な場所で、私はいつかの私と向かい合う。

【天沢夏月(2017)「時をめぐる少女」KADOKAWA、背表紙参照】

感想

なかやん
なかやん
わかりみが深いw

 

思わずこんな言葉が出てしまうのがこの作品です。

というのも、主人公の葉子に非常に感情移入しやすく、共感できる部分が多いんですね。

物語は葉子の成長を追う形で進んでいくため、様々な年齢の方が自分と照らし合わせて作品を読み進めることが出来ます。

過去の自分が思っていたこと、もしくは、現在の自分が思っていることに通ずる内容が何か見つかるかもしれません。

 

また、読んだ時の年齢によっておそらく本作への感じ方は変わるのだろうとなかやんは感じました。

登場するのは、9歳、13歳、21歳、28歳の葉子ですが、9歳の自分が未来を想像しながら読むのと、28歳の自分が過去を振り返りながら読むのとでは、おそらく物語の見え方や葉子に対しての考え方が変わるはずです!

なかやんが本作を初めて読んだのは19歳の時でしたが、もし小学生や中学生の時に本作を読んでいたらどんな感想を抱くのか自分でもとても興味があります。

読み返すごとに作品の新たな一面を発見できるので、この一冊だけで何回も楽しむことが出来ると思います!数年経ってからまたこの作品を読み始める自分が容易に想像できますね▽`)

 

この作品には過去と未来の自分と出会うというファンタジー要素が含まれていますが、決して大掛かりな仕掛けや作りこんだ設定があるということではありません。

日常の中にあるちょっとした非現実を楽しむのが本作の良さです!

少ないページ数とセリフの多さも相まってとても読みやすいので、ファンタジーにありがちな複雑な設定が苦手という方でも入りやすい作品となっています。

見どころ

自分との対話

本作での一番の見どころは、やはり自分との対話です。

とけいじかけのプロムナード」という秘密の場所で過去や未来の自分と出会い対話をする場面が何度かありますが、未来の自分から助言をもらったり過去の自分へこれまでの感謝を伝えたり、自分自身と向き合う場面として描かれています。

しかし、この場所へは誰もが訪れることが出来る訳ではなく、自分自身と向き合うことを決意した者のみ訪れることが出来ます。

これは、誰もが自分の心の中で経験することの具現化のようであり、自分自身と向き合うことの大切さを再確認することが出来るでしょう。

どんな人の心の中にもそれは存在するはずなので、本作を読んであなたが自分だけの「とけいじかけのプロムナード」を見つけることが出来ればいいなとなかやんは思います。

解決ではなく解消

あらすじにもあるように、主人公の葉子はその時その時で異なる悩みや問題を抱えています。

自分との対話や周りの人間の支えもあり、その問題をクリアして成長していきますが、それは「解決」ではなく「解消」です。

悩みや問題に立ち向かうのではなく、それぞれの問題に折り合いをつけて前に進んでいくのです。

これは私たちが何かの壁に直面した時の最もリアルな対処方法であり、とても現実味があると感じました。

解決でなくても前に進むことができるということを知ることで、悩みや問題に対する捉え方が変わるかもしれません。

最後に

今回は天沢夏月さんの「時をめぐる少女」の紹介でした。

この作品を読むのは早ければ早い程良いです!若いうちに読めばそれだけ作品を楽しむ要素が増えるのでw

興味が沸いた方はぜひ読んでみてください!

読書は電子書籍が良いという方はこちらから↓

ここまで読んで頂いてどうもありがとうございました。

それではまた次の記事でお会いしましょう!

バイバイ(^-^)v

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